問題2 次の文章を読み、後の問い(問1〜5)に答えよ。
新任の教師Xが、先輩の教師Yに相談している。
教師X:中級の読解クラスなんですけど、初見の文章を読むのが苦手な学習者が多くて…。
教師Y:だったら、そろそろ学習者のストラテジーを意識した指導をしたらどうですか。
教師X:a 学習ストラテジーですね。
教師Y:そうそう。特に、b 補償ストラテジーが身に付くように、工夫できると良いですね。
教師X:そうですね。ありがとうございます。
教師Y:他に何か困っていることはありますか。
教師X:それと、c 日本語能力試験の対策となると非漢字圏の学習者が苦しいみたいで。
教師Y:よくわかります。非漢字圏の学習者に対する d 漢字指導 には、配慮が必要ですね。
教師X:はい、e 漢字を覚える動機づけがうまくできなくて。
教師Y:学習者の意欲を引き出す動機づけも、教師の大切な役割ですね。
問1 文章中の下線部 a「学習ストラテジー」に関して、オックスフォードの分類において間接ストラテジーでないものを、次の1〜4の中から一つ選べ。
問2 文章中の下線部 b「補償ストラテジー」を身につけるための具体的な方法として最も適当なものを、次の1〜4の中から一つ選べ。
問3 文章中の下線部 c「日本語能力試験の対策」のための読み方として最も適当なものを、次の1〜4の中から一つ選べ。
問4 文章中の下線部 d「漢字指導」に関して、中級レベルの漢字指導の内容として最も適当なものを、次の1〜4の中から一つ選べ。
問5 文章中の下線部 e「漢字を覚える動機づけ」に関連する用語として最も適当なものを、次の1〜4の中から一つ選べ。
解答・解説(原資料)
以下は解答解説PDFから該当問題の説明を収録したものです。採点後に確認してください。
問1:選択肢1
オックスフォードは、直接ストラテジーに記憶ストラテジー、認知ストラテジー、補償ストラテジーを分類している。一方、間接ストラテジーにメタ認知ストラテジー、情意ストラテジー、社会的ストラテジーを分類している。
問2:選択肢3
意味がわからない語句の意味を推測しながら読み進めることは、補償ストラテジーにあたる。選択肢1と4は社会的ストラテジー、選択肢2は情意ストラテジーの例。
問3:選択肢2
日本語能力試験で、制限時間内に一定量の文章を読み、設問に解答するスキルを身につけるためには、速読のスキルが求められる。
問4:選択肢4
中級レベルからは学習する漢字数が多くなるため、六書の形声における音符(音を表す部分)と意符(意味を表す部分)の知識を用いながら効率よく習得するとよい。
問5:選択肢4
動機づけは、モチベーションとほとんど同義とされる。
出典:添付「読解問題解答解説_2026.pdf」問題2の解答解説。
原資料の問題文・選択肢を転記した演習用ファイルです。問4の「筆順を一つずつ」はPDFの文字抽出結果とページ画像を照合して転記しています。最終的な公開・配布前には原PDFとの校正を推奨します。