問題4 原文
問題4 次の文章を読み、後の問い(問1〜5)に答えよ。
外国語教授法の歴史を遡ると、19 世紀半ばまでのヨーロッパでは a 文法訳読法(GTM)
が主流であった。これは聖書や文学作品を教材として語彙の暗記や母語への翻訳を行うも
のであった。
19 世紀後半からは文法訳読法への批判から、 (ア) が開発されていった。この一
連の教授法は、のちに b 直接法と呼ばれるようになる。その後、第二次世界大戦後にア
ーミー・メソッドを全身とする c オーディオ・リンガル・メソッドが提唱され、日本語
教育にも大きな影響を与えた。
この教授法の代表的な練習方法としては、 (イ) が挙げられる。
問1 文章中の下線部 a「文法訳読法(GTM)」における特徴として最も適当なものを、次
の1〜4の中から一つ選べ。
1 教師はその言語が話せなくても教えられる。
2 ドリル練習が多く学習者が受動的になりやすい。
3 少人数クラスを前提としている。
4 四技能がバランスよく習得できる。
問2 文章中の (ア) に入れるのに最も適当なものを、次の1〜4の中から一つ選べ。
1 コグニティブ・アプローチ 2 コミュニカティブ・アプローチ
3 ナチュラル・アプローチ 4 ナチュラル・メソッド
ver2 5
問3 文章中の下線部 b「直接法」の一例として最も適当なものを、次の1〜4の中から
一つ選べ。
1 ASTP 2 GDM
3 TBLT 4 TPR
問4 文章中の下線部 c「オーディオ・リンガル・メソッド」の理論的背景になっているも
のとして最も適当なものを、次の1〜4の中から一つ選べ。
1 行動主義心理学 2 社会言語学
3 生成文法理論 4 認知言語学
問5 文章中の (イ) に入れるのに不適当なものを、次の1〜4の中から一つ選べ。
1 パターン・プラクティス 2 パラグラフ・ライティング
3 ミニマル・ペア練習 4 ミム・メム練習
解答入力
上の原文にある各問の選択肢を確認し、下で選択肢番号を選んでください。
解答・解説(原資料)
以下は解答解説PDFから該当問題の説明を収録したものです。採点後に確認してください。
問題4
問1 正答:選択肢1
文法訳読法は、翻訳が学習の中心であるため、教師にその言語を話す能力は必ずしも求
められない。
問2 正答:選択肢4
ベルリッツ・メソッド、サイコロジカル・メソッド(グアン・メソッド)などの教授法
を総称してナチュラル・メソッドと呼ぶ。
問3 正答:選択肢2
GDM は段階的直接教授法とも言われ、直接法の一つとされる。
問4 正答:選択肢1
オーディオリンガル・メソッドの理論的背景は、行動主義心理学とアメリカ構造主義言
語学だとされている。
問5 正答:選択肢2
パラグラフ・ライティングは、段落を論理的に展開して文章を作成する方法で、オーデ
ィオリンガル・メソッドに限定した練習方法ではない。
原文はPDFテキスト抽出結果をもとに収録しています。図表・段組み・下線等の視覚的な再現は完全ではない場合があります。